2010年11月12日金曜日

鋳造

久しぶりにアップします。
日本の景気が悪い中で、鋳造と言う仕事もドンドン海外に出て行く話も聞く今日この頃、ダイカストも鋳造で有る為(金型鋳造)自動車の生産も海外にシフトする中で、必然的に海外進出が起きております。
鋳造と言う字を分解すると! 金(きん)寿(ことぶき)造(つくる)と分解できるのですが、誠におめでたい字が並んでいる鋳造と言う文字です。この「おめでたい」文字の業種がドンドン海外に出て行く事に対して、複雑な思いが致します。今後の日本の行く末は・・・・・

2010年5月30日日曜日

ダイカストの知識

有るメーカーにて、不良対策を行っています。
切削すると「巣」が出ます!ホントに「巣なの?」の話題から入るのですが!!
「巣」で無い可能性が80%程度有ります。
ダイカスト製品を全体的に「ガス量分析、ガス量測定」をするとガスが多いのですが、
ガスによっては、圧縮して小さくなる物も有ります。
切削面に出る「巣」は60%~80%は「破断チル」の巻き込みで出来る「巣穴?」なの?
「20倍位の拡大鏡を現場に置いとけ」と言いたくなります。
ルーペの様な物を机の引き出しから取り出して、「焦点が合う」「焦点が合わない」で、
破断チルなのか?巣なのか?解らないような判断しかできません。
大きい製品だと、10個不良品を捨てる覚悟が有れば買えてしまう金額の物が多いですねー

2010年1月5日火曜日

流動解析が神様!

昨年末に、中国に出張しました。中国のダイカストローカルメーカーに行った訳ですが、どこのメーカーの流動解析ソフトを使っていたかは?解りません。
流動解析を行いランナー方案、ゲート方案を決めているようでした。
しかし、やっている事は!何やっているのか解からない、理解できない事をやっていました。(流動解析を行っている人は真剣ですよ)
流動解析を使い、不良対策を行い改善しなければならない所を改悪しているし、パソコンの画面上で、湯流れを見せて頂きましたが「こんな湯流れしないだろう」と思う様な流れ方をしているのに(ランナー方案を見て)
金型製作OKで型を作ってしまう。
流動解析て、本来、導入から運用まで色々有るのでは?なかったかな?
まず、導入するに当たって、「ダイカストのプロ」がいないと、流動解析データーが、正しいのか、正しくないのか?が判断できないのでは?
100歩譲って、ダイカストの知っている人がいないにしても、「数打ちゃ当たる」で
「なぜ!解析データーと違うのか?」を反省して、学習していけば、それなりの解析データーにはなると思うが。
解析結果のメンテを行っていないのでしょうか?多分、10年たっても同じ事をやってたりして。そのうち、不良が多い、稼働率が悪いのは、「流動解析の責任だー」と言ってパソコンぶっ壊すのでは?流動解析が無くなっても、不良が多い、稼働率が悪い状態が変わらなかったりして。
日本での、流動解析を上手に使っている所は少ないと思います。(私が知る限り)上手く行っていない理由として運用するのに人手と手間がかかるのと、保持メンテ費が結構かかるのがネックの様です。
日本も中国も同じか??