2008年9月12日金曜日

1サイクルタイム

1サイクルタイムを短くする試みは20年前も今でも変わらないのですが、サイクルタイムを短くする前に、
95%以上良品が取れて、80%以上の稼働率が確保出来るサイクルタイムが有るはずです。
サイクルを短くする前に、基準となるサイクルタイムを知る必要が有ると考えます。
サイクルタイム短縮・・・「命」で突っ走っていると見えなくなる部分が上記の「基準となるサイクル」です。
「サイクルタイムを3秒縮めた」「2秒縮めた」とか、「俺ん所は125㌧を16秒でやっている」など!
サイクルタイムが全面に出てきて、「じゃー稼働率は?何%、不良率が何%」と説明を求めると、説明出来ない事が多い。
1秒、2秒サイクルを縮めても、1日に生産する個数は同じで有ったり、逆に少なかったりする場合が多い。
稼働率が悪かったり、不良率が高かったりした場合、サイクルタイムを短縮したとは言えないと言う事です。
変にサイクルを縮めた事で、作業者の無駄な動きが多くなる事も有ります。
近年、鋳造機と後工程をラインでつなぐ事が多い中、サイクル短縮が難しくなりましたねー!機械加工のサイクルアップも必要と思うが。
ダイカストでサイクルを早くする事で、どうしても金型温度と冷却水の関係が出てきます。
現状では、金型温度を冷やす為に、洪水の様に離型剤をぶちかけていますねー!!!

0 件のコメント: