2008年7月10日木曜日

必要悪

ダイカストで、「必要悪」と思われる部分がプランジャーオイルではないか?と
考えます。
「あのオイルを使わないで鋳造出来たら!」と思うことが、固定ダイプレート裏の汚れ
です。そこの部分はどうしようもなく汚れる。
チップ交換をする時、マシンスリーブを交換する時など汚れる為、作業者が
いやがる場所でしょう!実際、私自身も「いや」なところで、作業服の袖がいつも
汚くなっていました。(ウェスで清掃してから行っても)
オイルを使わないで鋳造をしたらどうなるか?やって見なくてもチップとスリーブが
かじって、キーキーと音がしてくるでしょう。
プランジャーオイルを1週間でダイカストマシン1台 18リットル消費する様な
鋳造屋さんも有るようですが、はたして?良い品質の物が出来るでしょうか?
又、以外と気を使っていない部分でも有ります。
マシンスリーブの給湯口にオイルを入れている所では、オイルを入れる銅パイプが
正確に給湯口にセットされていなく半分以上外にこぼれている場面を良く見かけます。
「必要悪」で有りながら、給湯口に正確にオイルが入る様にしていないと、射出速度、
増圧に影響が出るので、私も、正確にセットするよう作業者に指導していましたが、
非常に疲れる指導で有る事は間違いない!7年以上言い続け、「やって見せて」
「やらせて見せて」を繰り返すが、作業者の意識が薄いのには参った所です。
3日もすると、給湯口の銅パイプがずれたまま鋳造していました。
言う方が疲れる!!!
続く!

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