2008年7月14日月曜日

必要悪2

プランジャーオイルで、正確に給湯口に入れていないと、
当然、チップとスリーブの摩擦が大きくなり「キーキー」と
音がする様になって来ます。
そうなると、プランジャーオイルのポンプを調整して、量を多く出す
事を行う習慣が根付いている様です。
「キーキー音がする」原因として、プランジャーオイルでは無いものは、
マシンスリーブの熱変形でしょう!音の原因が熱変形で有っても、プランジャーオイル量を
多くする習慣も有ります。
良く熱変形で問題となるのが、マシンスリーブの肉厚。
(内径と外形の肉の厚み)この厚みが薄いと熱変形による問題が出てきます。
125トンですと、Φ60を鋳造したとき。
250トンですとΦ70を鋳造したとき。
350トンですとΦ80を鋳造したとき。
ツバ付きブッシュ1体式を製作して、肉厚を確保しているので有れば、
そんなに問題が無いと思いますが。
目安として、使用するチップ径の1/3程度の肉厚は確保したい。
この問題を考えると、固定ダイプレートのスリーブ径が問題となるので、
ダイカストマシンを購入する段階から手を打ってやらないと、後から
大きくする事は、難しいですね!
マシンスリーブの肉厚を確保してやると、スリーブが長持ちします。
次回!!

0 件のコメント: